白髪になる原因~黒髪からの変化のメカニズムとは~
年を取るにつれ、黒い髪だった頭も段々と白い物が目立ち始める・・・・・・
これを見て、
「ああ、俺も白髪が増えてきたか・・・。他の黒髪も段々と白髪になっておじいちゃんに
なっていくんだなあ・・・・・・」
と思った方も多い筈。
白髪になる = 肉体の衰え
という風に考えられがちですが、実は、肉体の衰えと白髪が増える事に関しては、医学的に
因果関係は認めれていない。(逆をいえば、黒髪のままでも不健康な人、疾患を抱えている人も
居ますしね)
実は、白髪になってしまう、つまり黒髪からの変化の原因については実は現代の医学の力でも
完全に解明されてはいないのだ。
黒髪から白髪になる仕組みは分かっていても、黒髪から白髪になってしまう根本の原因がまだ分かっていない状態・・・・という訳なのである。
髪の毛の黒いのは、どういう仕組みかというと、我々の髪の毛には、通常はメラニンが含まれた細胞が
髪の毛の表面に押し上げられて皮質という、髪の毛を根本部分が作られるので、黒髪に見えるという事。
ところが、年を取るに従って、黒髪に必要案な色素細胞にメラニンをつくる力がなくなり、黒い髪が白髪になっていく・・・・という訳なのだ。
黒髪から白髪になるというのは、この様に一般的には年を取る事よる自然現象的なもので、我々の体内で
黒髪に必要なメラニン色素をつくる能力が次第に衰えて来た事から白髪が生まれて来るもの。
従って、白髪になるというのは単なる色素生成能力の衰えという事なので、肉体的衰えとは、因果関係が無い・・・という事が現在の医学会での見解なのだ。
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こんな白髪の変化は、ご注意!
黒髪から白髪になるのは、黒髪を形成しているメラニン色素の生成が
加齢につれ、段々衰えてくる・・・・・という事が白髪になるメカニズムであることを書きました。
白髪が増えることと、肉体的な衰えとは直接的な因果関係はない事も・・・・・。
但し、白髪が増えることと肉体的な衰えに全く関連性が無い訳ではありません。
むしろ、こんな白髪が増える事で注意しなければいけない事もある。
白髪を伴う疾患というのがある。
代表的なのは、
慢性胃腸疾患、マラリア、貧血症、甲状腺疾患、脳下垂体機能低下症、
尋常性白斑、円形脱毛症
が挙げられます。
これらの病気になると、異常に白髪が増えたり、かたまって白髪が発生する事があるので注意が必要である。
因みに漢方の世界では
「髪は血の余り」
とされている。血流が盛んで、余りがあれば=髪の毛に養分が豊富ならば髪は黒く健康になり、
不足すると、黒髪から白髪になったり、頭髪の抜け毛を引き起こす・・・・と言われているそうだ。
つまり、白髪を減らしたければ、根本の生命力の強化や、ストレスを受けやすい体質を改善することにより
白髪を増やす速度を遅くする・・・という事が言えそうですね。
白髪になるのは、頭だけではない!
白髪になるのは、黒くなっていた頭の毛髪だけだと思われがちである。
しかし、実際は、白髪は体毛全てに関連しているのだ。
特に頭髪以外で、見られるととってもみっともないのが鼻毛の白髪である。
男性に時々見られる症状だが、黒い鼻毛の中に、白髪が混じっている光景は
見映えが悪いのは、賛同して頂けると思う。
白髪だし!毛染めで染める!・・・という訳にもいかないのだ・・・・鼻の中だし。
で、結局は、白髪になった鼻毛を抜く・・・という事になるのだが、鼻毛を抜くのはオススメ出来ません。
鼻の穴の粘膜は非常に敏感なので、無理に抜こうとすると返って粘膜を傷付け鼻血が出る
などの症状が起きてしまうのだ。
頭髪の時もそうだが、白髪が出た!・・といって抜いても白髪は減るものではない。
ここは、頭髪の白髪の予防対策と同じく、白髪対策に有効なサプリや栄養素を取る事をオススメしたいです。
もし、鼻毛に白髪が見つかったら、外から見えない様カットするのも手である。
また、鼻毛の抑制剤というのが、ありこれを使用すると、段々に鼻毛が生えてこなくなるというもの
(但し、効果が出るのに時間がかかるので要注意!)
自分にあった鼻毛の白髪対策をしてみてはいかがでしょうか。